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2月19日(2)

教会を見終わったあと、土産屋をみてまわる。
本当はフランスでは(というか外国では)買う気もないのに店に入って商品を手にとるのは
マナー違反らしいけど、この島に観光にきた日本人はみんなやってるから、
いっか。と思いいろんな店をまわる。
はがきを買って、郵便局で日本に送ってみた。
意外と土産物が高い。
一番小さいクッキー(これもこの地方名物のガレットというらしい)でも約5£で、800円近くする。
しかも結構かさばりそうだ。
試食があったので食べてみると、噂で美味しいと聞いていたけど、やっぱり美味しかった。
とりあえず、絵の先生と自分のおやつ用と、お母さん用のガレットを買う。
あと、モンサンミッシェルのスノードームと、モンサンミッシェルのネックレスを買った。

土産を買った後、夕方のモンサンミッシェルまで時間をもてあましたので
田中君がルーブルとかでデッサンをやっていると言っていたので、
自分もマネしてデッサンしてみる。
外なので風が冷たく結構寒い。
けど、まぁまぁ上手いこと描けた気がする。
夕方頃になったので、夕方のモンサンミッシェルを撮りにまた島から離れて歩く。

写真を撮ったあと、レストランへ行こうとするけど、何故かみんなレストランに入っていない。
もう18時くらいだったけど、まだ時間が早いんだろうか?
入りにくくてうろうろする。
一番有名なオムレツのラ・メール・プーラール(?)は18:30からディナーらしく、
もしかしたら他の店もそうなのかもと思って、また島からでてブラブラ歩く。
19時くらいに島に戻り、フィーリングで店を決める。
店に入るんだけど、私以外はまだ客がいなくて入っていいのかなーと微妙な感じで
受付で「ここで食べていいですか?」と英語で言うと、英語があまり通じず
「え?」みたいな感じで言われて、身振り手振りでまた説明する。
結局伝わったけど、なんか店員の態度がいまいちだ。
メニューは英語を解読しながら、コースを頼む。
1品目はカキを食べてみたかったので、「6オイスターズなんとか」と書いてあるのを頼み、
メインはまた羊のロースト、デザートはティラミスにする。
オムレツにしようか迷ったけど、ネットであんまり美味しくないという書き込みをいくつかみたので、
話題性でオムレツも頼みたかったけど、結局羊にしといた。
生カキが運ばれてくる。
殻付きでどうやって食べればよいか分からなかったけど、とりあえず力任せに殻をむいて、
スプーンでカキをすくって、付け合わせの梅っぽい酸っぱいソースとライムをかけて食べてみる。
なんとめちゃくちゃ美味い!!
まじ美味い。
酸っぱさとまろやかさが調和して、カキが口の中でつるつるとすべってまじ美味い。
あっという間に6つ食べた。
本当につい最近までカキは食べれなかったけど、料理教室で生カキに出会ってからは
生カキのみ食べれるようになった。
生カキの美味さを知って、本当によかった。
幸せだ。
次に、羊のローストがくる。
オーブンで焼いたみたいな感じの羊に、付け合わせのサラダと、
別皿でいんげん豆にバターを乗せたのが出てくる。
この羊肉も美味い!
昼間のに比べると、こっちのほうがだいぶ美味い。
付け合わせのいんげんもまずまずだ。
デザートはティラミス。
わりとでかい器に入ってでてきた。
ティラミスはそんなに好きじゃないから途中で飽きそうだと思ったけど、
食べてみるとこれもめちゃくちゃ美味くて、全然飽きずに食べれた。
すごく美味しかった。
ただ、この店の店員の態度が悪く、たぶん私が日本人のせいで結構すっぽかされる感じで、
特に会計のときはレシートを持ってきてから、全然お金を取りにきてくれない。
目は合って、私も手をあげたりしてたのに、たぶん気付いてて無視されてた。
隣のフランス人夫婦がそんな私に気づいて、かわりにウェイトレスに言ってくれたら、
しらじらしく「おっと気付かなかった」的なことを言ってやがった。
たぶん、この島は日本人ツアーがきて、普通にマナーとかもわからないから
挨拶なしで店に入ったり、言葉が分からなかったり騒いだりするせいで、
あまり日本人は好かれていないんだろう。
まぁしょうがないと言えばしょうがないけど、嫌な感じだった。
ただ、味はめちゃくちゃ美味かった。
隣の夫婦にお礼を言って、店を出る。
少し小雨が降っている。

夜のモンサンミッシェルを見ようとまた島の外へ出ようとすると、ルックのツアーガイドが
「そちらの入口は出られません」と観光客に言っていた。
最初意味が分からないまま、ルックのツアーガイドが言う出口から外へ出ると、
潮が満ちていて、昼間に入ってきた駐車場の入口は海に沈んでいて出られなくなっていた。
こんなに潮が満ちるのはめずらしいらしい。
近くで見てみると、結構水は汚かったけど、海に浮かぶモンサンミッシェルは幻想的で、
さらにライトアップが加わって、昼間とは全く違う雰囲気になっていた。
昼間は本当に観光地で幻想的な感じとかなかったけど、夜の観光客の減った静かなモンサンミッシェルは、
テレビのイメージのような神秘的な感じだった。
これを見ると、泊って良かったと思う。

その後、ライトアップされた教会とかを見てまわる。
人通りが少なくて、特に城壁の上の歩道を歩いたのは結果的には何もなかったけど、
結構危なかったかなと思った。
スペインから来た子や国際大学の子が、危険予知ができることは大事だと言っていたけど、
私は危険予知はあまりできないかもしれないと思った。
だから、最初から危ないことはやめておこうとこのとき思った。

宿へ帰る。
この宿は日本人ツアーが泊る宿だったらしく、ルックのツアー客がみんなこの宿へ帰っていく。
そして最悪なことが起こった。
みんながほぼ同時にシャワーを使ったらしく、水圧が落ちて全然湯がでてこない。
本当に、一滴もでなくなったりして凍えた。
結局、いくら待ってもらちが明かないので、体を洗うのはそこそこにして出てきた。
せっかくこの旅初めての一人部屋で、バスタブのあるお風呂でゆっくりできると思ったのに
非常に残念だ。
しょうがなく、洗面所で靴下とかを洗ったりしてたら、寝るのが12時くらいになった。
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by pocky0405 | 2011-03-18 21:29 | イギリスフランス1人旅

●⊂(゚∀゚ )ウンコセンキュゥー♪ 20ヵ国以上を旅したばかよの記録


by ばかよ
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